親子レクリエーションで平成７年から続いていた「地引網」は、東日本大震災の影響で実施を控えていました。やっと再開と思ったら台風やコロナでまたまた休止。今年は満を持して12年ぶりの開催となりました。小学生の卒業生も、弟妹のいる中学生の兄姉も含め、260人の参加でした。

ずっしりと重みのあるロープを引いては、戻ってロープを引く、ということを何度も繰り返し、最後に漁師さんが網をまとめてくれます。網の中にどんな魚がいるか、ワクワクする瞬間です。
「切り身ではない魚は水族館でしか見たことがない」という声もある中、ウルメイワシ、カタクチイワシ、カンパチ、シイラ、キス、トラフグ、シラスなどに加え、エイの顔も見ることができました。
「軍手をしていれば触れる！」と果敢に魚をつかみにいく子もいて楽しそう。帰りにはお土産として魚とシラスをもらい、「電車の中で魚のさばき方をYouYubeで調べました」というお母さまも・・・。シイラはバター焼きや塩焼き、天ぷらで、ふっくらとした釜あげしらすもとっても美味しくいただきました。

12年前の様子を知っている保護者もほとんど在籍していない今、懐かしの顔ぶれがたくさんかけつけてくれ、魚をさばいたり焼いたりなど、とても心強く嬉しい応援をいただきました。ＯＢの皆様方、ご参加の皆様、ありがとうございました。